今から約500年前、妙喜寺の時代に、大内政弘が別荘として、画僧雪舟に築庭させた日本庭園。
雪舟といえば岡山県総社市の宝福寺での小僧時代、涙でねずみを描いた逸話は有名ですが、
後年中国に遊学して画聖と称せられるまでになりました。
この常栄寺はおおよそ500年前、大内政弘が別邸として建てたもので、
庭は雪舟に依頼して築庭させたものといわれています。
後に政弘は母の菩提を弔うための寺、妙喜寺としましたが、時代の変還にともない毛利隆元の菩提寺、常栄寺と合寺し、常栄寺となりました。
尚、この雪舟庭は禅味あふれる日本庭園の代表作として、大正15年に国より史跡並びに名勝に指定されています。
*★*:;;*☆*基本情報*★*:;;*☆*
【名称】
常栄寺雪舟庭(じょうえいじ せっしゅうてい)
【住所】
山口市宮野下2001-1
【営業時間】
<夏季(4月~9月)>
8:00~17:00
<冬季(10月~3月)>
8:00~16:30
【定休日】
年中無休
【駐車場】
あり
【入園料】
大人300円 中・高生200円 小学生以下無料
【参照】
http://sesshu.jp/